2018年 07月 30日
かつて電車が走っていた
さて、今回も能美市に行ったときの話を書きたいと思います。
能美市九谷焼資料館から自転車で帰っていると、次のような
ものを発見しました。
ただの道路に「かがさの」という駅名のような看板。
どういう意味だ??と自転車を降りて、詳しく見て
みると、「かがさの」は「加賀佐野」という漢字のようで
ここの地名だったようです。
この看板の立っている場所が「かがさの駅」だったようです。
古い写真の左上の構図をまねて、同じ場所で撮ったのが下の写真です。
まさか自転車で走ってきた道がかつて線路だったとは…。
民営化されるときに廃線になったのでしょうか。
写真を見てると、かつて駅前がこの地域の中心だったようで、祭りの
様子も映っていました。
一番上はかつて駅があった広場で、その後ろの道路が線路だったということになります。
その手前の橋は昭和13年(1938)に架橋された「九谷橋」。文化財指定されてもおかし
いくない年季のはいった橋です。この地域の方が駅にいくときは、この橋をいつも通って
いたんでしょうね。
by iju0516
| 2018-07-30 04:28
|
Comments(0)