2010年 02月 07日
御土居
天正19年(1591)に豊臣秀吉によって、造られた京都を取り囲む堤防のことです。
高さは3〜6m、基底部の幅は15mを超えるソウデス。
京都を取り囲むっていうくらいだから、かなり大きく、今の京都駅&東寺付近を南限、北は鷹峯(金閣寺付近)あたりまであります。
現在では、市街地になっていく過程で破壊されてしまい、部分的にしか確認できません。
実は、私のアパート付近は御土居の北限にあたる鷹峯にあり、御土居を部分的に確認できるところです。
たまに、鷹峯名物「御土居餅」を食べながら、その残された御土居をぼーっと眺めたりします。
そして、今日はその御土居の展示が博物館でやっているというので、早速見学に行きました。
最新デジタル機器によって昔の御土居が3Dで再現され、昔の御土居の姿が良く分かりました。
かなり興味深く見ることができました。
そのなかでも、この御土居がわずか三ヶ月で完成したというのは驚きでした。
小田原出兵を終えた秀吉の力の凄さを伺わさせます。
畿内の大名が動員されたんですかね〜?!
いや〜。京都は面白い展示が目白押しです!!
by iju0516
| 2010-02-07 22:10
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